京都にある国内最大のマンガミュージアム「京都国際マンガミュージアム」をご紹介します。烏丸御池駅徒歩5分に位置し、30万冊が所蔵し、5万冊の漫画を自由に読むことが出来ます。
漫画ファン必見。この施設は漫画ファンなら絶対に行きましょう。
京都国際マンガミュージアムは旧・龍池小学校跡地を利用した日本最大の漫画博物館です。
小学校の跡地を利用してるので校舎全体が漫画博物館となっており、2006年11月25日に開館しました。
現代漫画をはじめ海外の作品や戦前後の貴重な漫画資料を閲覧することも可能で約30万点が所蔵されており、そのうち約5万冊が自由に読めることが可能です。
建物自体も2008年7月23日に国の登録有形文化財に登録されており、歴史ある建造物の中で漫画を思う存分楽しめる事ができるので漫画ファンには贅沢な時間を過ごすことができます。
入場料は大人800円、中高生300円、小学生100円、開館時間は10:00〜18:00となっており、入場チケットを再提示すれば再入場も可能で、早い時間から一日中漫画を楽しむのであればネットカフェで漫画を読むよりコストパフォーマンスはよいです。
また、館内全体が読書スペースになっており、屋外の芝生スペースで寝そべりながら読むのもよし、階段で座って読むことも可能です。もちろん館内にもベンチや閲覧スペースも設けています。
なお、館内での飲食物の持ち込みは書籍類の保護のため認められていませんが、限定的に屋外の芝生スペースでなら可能となっております。(ごみの持ち帰りが必須です)
京都国際マンガミュージアムは『マンガの壁』と称し、1970年代以降に発行されたマンガ単行本を中心とする約5万冊が配架されており、自由に読むことができます。
一般的な漫画喫茶やネットカフェにはおかれていないマニアックな漫画作品も多く所蔵されているので、ディープな作品を読みたい方は必見です。※ただし漫画作品は全巻そろっていない作品もありますので注意が必要です。
館内は漫画図書館としての機能を持ち合わせながらも、漫画を学術的な研究対象として提起しているパネルや資料を展示しており、漫画を文化として再認識させ理解を深めることが可能な設計となっていました。
また、漫画博物館としての特徴として「研究閲覧室」では貴重な約25万点の漫画に関する資料が見られます。
(18歳以上の研究、調査を目的とした方が対象)。
江戸中期以降のマンガ関連歴史資料、世界各国の著名マンガ本、雑誌、アニメーション関連資料等を世界最大規模の約25万点収蔵されており、漫画を学術的に研究したい方や調査したい方などには、インターネットなどでは手に入ることができない貴重な資料を閲覧することが可能です。
企画展や常設展も設置されており、大御所作家の作品原画や文化的意義のある漫画アイテムも展示されており、漫画ファンにとっては垂涎ものでしょう。
また、ワークショップも頻繁に開催されており、実際に手を自分の手を動かして、漫画の世界を体験することが出来ます。
「マンガアシスタント体験」のワークショップは実際に漫画制作に必要な画材道具を使い、マンガアシスタントの業務である髪の毛のツヤの描き方、集中線等の技法を体験することが出来ます。
ミュージアムショップでは京都国際マンガミュージアムでしか購入できないオリジナルグッズやマスコットキャラクター「マミュー」のグッズ、アニメ関連商品も販売されているので来館の記念に購入することが出来ます。
京都観光といえば寺社仏閣めぐりが定番ですが、日本最大の漫画ミュージアムが京都にあるという事は全国的にあまり知られていないかと思います。京都市街の中心地に位置し烏丸御池より徒歩5分程度で行けるので京都観光の際には足を運んではいかがでしょうか。