ヒカリエで開催されている「岐阜県の観光をデザインの視点からみる」を見てきましたのでレポートします。
デザイナーのナガオカケンメイ氏は47都道府県を1県づつ1冊に編集した観光ガイド「d design travel」を発行しています。 この展示会は簡単にいうと18冊目の県である「岐阜県」の観光地において、店や施設などに使われているモノ(飲食店のお皿とか、内装の椅子とか)を展示している展示会です。 日常的に観光地で使われているモノのデザインを見る事によって、その土地ならではのデザインを感じるといったコンセプトの展示会でした。
一つの店、施設ごとに机の上にモノが展示されています。
ナガオカケンメイ氏が発行人である「design travel」は47都道府県の県ごとのデザインの特色を特集したデザイン誌。 大阪編では発祥であるカップヌードルのパッケージデザインが表紙を飾っています。
岐阜県の中で、取材を行った箇所がマッピングされていました。
一見すると飲食店や施設につかわれているお皿や椅子などが机に並べられているだけなのですが、その一つ一つが岐阜に住まう人たちが選び、モノによっては自分たちが作っていたりしています。 それらの集合体が「岐阜らしさ」を醸成していおり、岐阜のライフスタイルを形成しているのです。
このように陳列すると、照明具合と相まってしゃれた空間になりますね。
渋谷ヒカリエの8階フロアーはクリエイティブスペースとなっており、入れ替わりでなにかしらの展示会やワークショップが行われているので、いかれてみてはいかがでしょうか。 渋谷ヒカリエ「8/」